2021年5月25日火曜日

オルセー美術館とオディロン・ルドン

 









 ノートルダム寺院からオルセー美術館まで歩きました。閉館間際だったので、急いで館内を見て回りました。目に留まったのが、画家オディロン・ルドンの作品です。その絵画が持つ独特な色彩に魅了されます。また、オーギャスト・ロダン制作のバルザック像も発見しました。このバルザック像については、実は同じ像が久留米市内のある道路にも設置されています。

パリのノートルダム寺院

 







 フォンダシオン・ルイヴィトンを出て地下鉄に乗って、ノートルダム寺院に行きました。ノートルダム寺院は火事で屋根が崩壊しおり、その修理工事の最中でした。まさか、ゴシック建築の傑作であるこのノートルダム寺院がこのような姿になるとは!物体の存在の有限性・・・つまり、モノの儚さを見る思いでした。

フランク・ゲーリーのドローイングと建築模型










 フォンダシオン・ルイヴィトンにて、設計者の建築であるフランク・ゲーリーのドローイングと建築模型が展示されていました。閃きで描かれたようなドローイングと、展示室の構成をスタディしたような建築模型、そしてそこに建つ実物の建築物の間に、時間を経てどのようにしてその建築形態が生成されたのかというプロセスが見て取れます。


 

シャルロット・ぺリアン展

 
















 ファンダシオン・ルイヴィトンでは、たまたまシャルロット・ぺリアン展が開催中でした。彼女は、ル・コルビュジェとの共同で家具を多く手掛けたデザイナーです。この展覧会では、それらのモダンな家具のみではなく、絵画や写真、自然の木を使用したオリジナルな家具など、様々なものが展示されていました。シャルロット・ぺリアンの業績を知る良い機会となりました。